Health Promotion and Human Behavior Kyoto University Graduate School of Medicine / School of Public Health
京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康増進・行動学分野 HOME
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Education

Alumni

Graduates in 2016

竹島 望さん(平成27年度修了 PhDコース)

 当教室の良さの”一部”をご紹介します。
●様々な学生のレベルに対応できる
自分のような受動的な人間には研究テーマを一緒に考えるところからアドバイスがもらえます。一方、研究テーマをすでに持っていればさらにブラッシュアップしてもらえます。論文化するまでには、プロトコル段階、結果が出た段階、論文を書いた段階などで検討会があります。教員の方々は大変だと思いますが手厚い方だと思います。
●大規模研究に関われる
私が在籍した時は、抗うつ薬の2000名規模の臨床研究や、抗うつ薬の系統的レビューに関わらせて頂きました。社会に与える影響が大きいこれらの研究の共著者になれたことは光栄でした。なお、これから入学する方はスマートフォンによる精神療法の研究などに関われるチャンスがあるかもしれません。
●雰囲気が良い
皆さん優しく、現在、人間関係でのストレスはありません。教授の古川先生にも相談しやすく、事前予約をすればしっかり時間をとって相談にのってくださります。また、隔週で古川先生を含む全員と、うどん屋に行ってざっくばらんな話もできます。

 以上です。ちなみに、私は教室関係者ですので、良い方向にバイアスがかかっているかもしれませんが、これから入学する方にとって特段悪いところは思いつきませんでした。

早坂 佑さん(平成27年度修了 PhDコース)

 私は卒後臨床研修修了後、精神科医として勤務していました。日常診療の中で、臨床疑問をどのように解決すればよいのか、最新の知識をどのようにアップデートしていけば良いのかと漠然と疑問に思っておりました。一般的には成書を読む、原著論文を読むなどと言われることもあったかと思いますが、成書ならば内容は必ずあっているのか、数ある論文の中でたまたま目に付いた一本の論文を読むことにはたして意味はあるのか、などとまた考えてしまい悶々としておりました。そのような状況ではひたすら本、論文を読むという行動はとれず、何か効率的、合理的な方法はないかと考えていたところ、京大のSPHの存在を知りこれだと思い入学しました。
 その結果上記の悩みは解決いたしました。
 先生方、先輩、同期の皆様から指導を受けながら実際に自分の研究を仕上げていくことで多くのことを学びました。また数多くの講義、所属教室での指導、勉強会などもあり研究に必要な基本的な考え方や情報リテラシーは随分身についたと思います。
 同じような悩みを持っている方、臨床研究を基本から学びたい方などには特にオススメです。

田近 亜蘭さん(平成27年度修了 PhDコース)

 漠然と何かを調べようとして、とりあえずデータをとってみた経験、あるいは学会発表のノルマのために有意差のあったものを探して、したり顔で発表したという経験はありませんか?私は精神科医として大学病院に勤務する中で、こういったやり方にモヤモヤしたものを感じながらも、だからといって、どこがどう問題なのかを論理的に説明できないままに暮らしていました。しかし、このモヤモヤは臨床経験とともに次第に大きくなっていきます。そして、それがどうしようもなくなった時に京大SPHのことを知り、思い切って入学しました。
 SPHでは公衆衛生に関係する様々な分野の系統的な講義があり、大学生の頃以来の久しぶりのレポート・発表三昧です。その中で研究の方法論の王道を学べます。下手な方法に基づく研究は砂上の楼閣であり、そうならないためにはどうしたらいいかを自分の頭で考えられるようになります。そしてモヤモヤが晴れると、意外に世界はすぐそこにあることに気づくはずです。
京都での学生生活はとても楽しく充実しています。ロケーションは完璧です。長い人生のほんの数年、思い切って学生に戻ることをお勧めします。そこからの人生、変わると思いますよ。

Graduates in 2015

岩上 直嗣さん(平成26年度修了 MPH-DrPHコースのMPH1年制)

 健康増進・行動学分野は精神医学領域の研究や系統的レビューを念頭に置いて入学される方にはより理想的なのかもしれません。しかし私に言わせれば、古川教授のご指導を直接受けられることこそが最も優れた点であると思っています。
 私自身は循環器領域を主な生業としています。人づてに古川教授にご相談させていただいたのが最初のきっかけでした。早期再分極の不整脈基質を心磁解析で同定するという今考えれば全くお門違いの研究の相談をさせていただいたにも関わらず、急所を突くご指導をいただき、臨床を離れてでもついて行こうと決めました。古川教授のご指導のお蔭で形にすることができた研究はH26年度のMCR優秀賞・課題研究優秀賞のW受賞するに至りました。また、研究を通じたやり取りの中で臨床研究におけるアイデアを形にするためのノウハウを数多く学ぶことができました。

 専門領域に関わらず自らのフィールドとアイデアを持ち、でもそれをどのように生かせばよいのか、ゴールまでの軌跡が描けず苦しんでいる全ての人に健康増進・行動学分野をお勧めします

橋本 加代子さん(平成26年度修了 MPHコース)

 平成25年度から2年間、専門職学位過程に在籍させて頂きまして、教授をはじめとしてメンバー、教室にお世話になりました。
 皮膚科と精神科の臨床の中で浮かんでくる疑問をリサーチクエスチョンとして具体的に取り上げていく研究の方法論を学べました。
また、他の場所では受けられないような、肌理こまやかなメタアナリシス講義の導きによって、高嶺の花だったメタアナリシスにもチャレンジできて、満足感いっぱいです。
 熱意があれば、評価してもらえる暖かな雰囲気は、日本だけでなく、世界の医療を変えるような多くの研究を手がけてこられた古川先生のもとで育まれていると思います。

Graduates in 2014

本屋敷 美奈さん(平成25年度修了 DrPHコース)

 平成23年4月、社会人枠にて健康増進行動学分野DrPHに入学した。3年という期間の中で社会人として勤務しつつ研究を行い学位を取得するには優れた指導あるいは本人の研究的資質、職場のバックアップ等の好条件が必要である。当教室には様々なリサーチクエスチョンがプールされており、リストから自分の興味あるテーマを選び文献ベースの研究を行っていくことが可能であり、研究者ではない社会人が研究の世界に飛び込むには理想的な環境がそろっていた。また、古川教授からの研究指導は非常に的確・丁寧であった。もちろん研究的資質に富んだ者にとっては、当教室は限りないチャンスと知的興奮にみちたワンダーランドであることは言うまでもない。

陳 霈瑶さん(平成25年度修了 MPHコース)

As a student without a medical background, studying at Kyoto University School of Public Health provided me with opportunities of learning all kinds of new things. The courses I took during the first year make wide coverage of knowledge in each field in public health, and the courses of basic medicine that offered especially for non-medical students are also quite helpful. Working on my research topic during the second year enabled me to deepen my understanding in knowledge that were already obtained, as well as to keep on learning new things. Weekly seminars held in the lab also greatly encourage learning and practicing, and the communications and activities carried out with lab members have made the study life here more colorful and fun. These two years studying here was a precious experience for me.

大西 輝さん(平成25年度修了 MCRコース)

 平成25年度MCRコース入学の大西輝と申します。医師としての専門は膠原病・リウマチであります。精神科の医師が多い当講座で、当初はやっていけるか不安もありましたが、当講座はスタッフ・学生数は少なめで一体感がありました。古川教授は、微笑みながら研究の締め切りを決めるという恐ろしい所業をなされますが、教授の熱血指導のおかげで何とか乗り越えられました。また、研究ミーティングで行われる文献の批判的吟味は、授業ではカバーしきれていない詳細ものでありました。忙しくも有意義な一年でした。

Graduates in 2013

小川 雄右さん(平成24年度修了 MCRコース)

 社会健康医学系の学生には、様々なバックグランドの幅広い年齢の方がいて、一緒に講義・実習を受けたり、ディスカッションをしたりするのはとても新鮮でした。私は1年間かけて臨床研究の方法論について学ぶ、医師・歯科医師向けのMCRコースに所属しました。MCRコースには全国から意欲ある様々な科の医師が集まっており、大変刺激を受けました。入学してしばらくは毎日朝から夕方まで講義がありましたが、どの講義も興味深く役に立つものばかりでした。特に「研究プロトコル・マネジメント」という講義は、MCRコースの全ての院生が自分の研究計画を発表し、それに対して、6つの分野の教員の先生方が、各人の臨床上、研究上の疑問、問題点を解決するために意見を言ってくださるという、とても充実した内容でした。自分の発表の時だけでなく、他の院生の発表に対するコメントを聞いているだけでも非常に勉強になったのを思い出します。初めの4ヶ月間は完全に臨床を離れ、朝から晩まで講義、課題、そして研究に取り組むという、普通に医師として勤務していれば経験のできない貴重な時間だったと思います。社会健康医学系専攻のプログラムは、「社会健康医学」に興味のある幅広いバックグラウンドの方にきっと満足して頂ける内容です。

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