単極性大うつ病の急性期治療について、ファーストラインおよびセカンドラインでの抗うつ剤の最適治療戦略を確立する

評価者盲検化(医師患者非盲検化)、並行群間比較、多施設共同、無作為割り付け比較試験

セルトラリン（一般名：セルトラリン錠，商品名：ジェイゾロフト錠）
ミルタザピン（一般名：ミルタザピン錠，商品名：レメロン錠、リフレックス錠）

今回エピソードについて未治療の、非精神病性の単極性大うつ病エピソードの患者

評価スケジュールは下記の通り

主要評価項目はPHQ9
副次評価項目はBDI2、副作用総合評価尺度(FIBSER) 、治療継続

計2000例

本臨床試験は、2010~2011年度は平成22年度厚生労働科学研究費補助金「うつ病の最適治療ストラテジーを確立するための大規模多施設共同研究」の研究費で行われた。2012年度以降は公益財団法人精神・神経科学振興財団による財団主導型研究事業「実践的精神科薬物治療研究プロジェクト」の研究費で行われている。「実践的精神科薬物治療研究プロジェクト」においては、2014年3月までに、旭化成ファーマ株式会社、MSD株式会社、大塚製薬株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、塩野義製薬株式会社、大正製薬株式会社、田辺三菱製薬株式会社、ファイザー株式会社、日本イーライリリー株式会社、明治製菓株式会社（現、Meiji Seikaファルマ株式会社）、持田製薬株式会社、ヤンセンファーマ株式会社から寄付を受け、本臨床試験を含めて複数の臨床研究が計画・実施されている。